強風の日に洗濯物を外干しするコツ!「長さの調整」と「固定」がポイント

強風の日の洗濯物 ライフスタイル

今日こそ洗濯をしたいのに、その日に限って風が強くてゲンナリ…そんな経験はありませんか?

風が強い日は、洗濯物が飛ばされたり、ベランダの柵や窓に洗濯物が当たって汚れてしまったりするため、外干しをためらってしまいますよね。

畑山みつき
畑山みつき

でも、室内干しだとニオイが気になるし、すっきり乾かない気も…。

やっぱり、干すなら外干ししたい…!

そこで、この記事では「強風の日に、洗濯物を上手に外干しする方法」について、イラスト付きで分かりやすく解説していきます!

家にあるものだけを使用し、ほんの少しの工夫でできる干し方なので、ぜひ参考にしてみてください!

強風の日の洗濯物を上手に外干しするポイント

強風の日の洗濯物

風が強い日の洗濯物は、ベランダの柵や窓に触れて汚れがついたり、物干竿から離れて飛ばされてしまったりといったリスクが多く、外干しするのが非常に難しいです。

しかし、次のポイントを押さえて干せば、汚れたり飛ばされたりすることなく外干しができます。

強風の日の洗濯物を上手に外干しするポイント
  • ハンガーはY字洗濯ばさみで留める
  • 角ハンガー同士をY字洗濯ばさみで連結させる
  • 洗濯物の垂れ下がる長さを半分以下に
畑山みつき
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ここからは、それぞれ詳しく解説していきますね!

ハンガーはY字洗濯ばさみで留める

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ハンガーをそのまま物干し竿にかけて干すと、強い風が吹いて飛んでいってしまう恐れがあります。

そのため、強風の日にハンガーで外干しをする場合は、ハンガーの引っかかる部分の上からY字洗濯ばさみで留めておくと安心です。

Y字ハンガーで留めることで、強風であおられてもハンガーが物干し竿から外れにくくなり、洗濯物が風で飛ばされるのを防ぐことができます。

物干し竿に挟めるクリップ式のハンガーも売っていますが、ある程度の本数を揃えるにはそれなりにお金がかかってしまうため、Y字洗濯ばさみを使う方法がおすすめです。

角ハンガー同士をY字洗濯ばさみで連結させる

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角ハンガーは、洗濯ばさみで洗濯物をしっかり挟んでくれるため、強風の外干しに適していそうですよね。

ただし、多くのハンガーは回転しやすい作りになっており、風でクルクルと回ってしまうという、意外な落とし穴があるのです。

強風により角ハンガーが回転することで、洗濯物があおられやすくなり、ベランダの柵や窓に洗濯物が触れて汚れの原因になってしまいます。

そこで、角ハンガーの回転を防ぐため「角ハンガー同士をY字洗濯ばさみで連結させる」という方法が非常に有効です。

角ハンガー同士をY字洗濯ばさみで連結させることで、物干竿との固定部分が2か所となるため、強い風が吹いても回転できなくなくなりますよ。

洗濯物の垂れ下がる長さを半分以下に

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洗濯物の長さを調整することは、強風の日の外干しにおいて最も重要であると言っても過言ではありません。

洗濯物は、垂れ下がる部分の長さが長ければ長いほど、風にあおられやすく汚れやすいです。

そのため、強風の日に外干しをする際は、洗濯物の長さをいかに短くできるかが勝負となります。

タオルやボトムスは二つ折りで干す、ワンピースやサロペットなどはハンガーを2~3本使用したゆませて干すなど、とにかく長さを減らす工夫をしましょう。

目安は、長い物であれば普段干す長さの半分~3分の1程度まで減らせると理想的です。

畑山みつき
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とは言っても、どう短くすればいいのか分からないものもありますよね。

そこで、次の項目では風が強い日の干し方の例を具体的に紹介していきます!

【種類別】強風の日の干し方について一例を紹介

強風の日の洗濯物

強風の日に外干しする際のポイントを解説してきましたが、ここからは実際の干し方について、種類別に例を挙げながら紹介していきます。

干し方の例を紹介するのは、次の4つです。

  • タオル類
  • ボトムス
  • ワンピース
  • シーツ類
畑山みつき
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ここで紹介していないものでも、形状が似ているものであれば同じ干し方ができることが多いため、ぜひ応用してみてください♪

タオル類

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タオル類は、基本は全長の半分の長さで干すと、風にあおられにくくなります。

角ハンガーに干す場合は、四隅をつまみ二つ折りにして干すのがおすすめです。

ハンガーで干す場合は、二つ折りにし洗濯ばさみで留めて干すと良いでしょう。

ボトムス

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ボトムスハンガーで吊るしたあと、半分の長さのところに通常のハンガーを通し、たゆませる感じで干します。

薄い素材や裾が短めのものは、風であおられるとハンガーから外れてしまう可能性があるため、心配な場合は洗濯ばさみで留めると良いでしょう。

ボトムスハンガーを持っていない場合は、角ハンガーでウエスト部分とすその部分の四隅を留め、二つ折りにして干します。

ボリュームの多いスカートなどは、半分の長さのところを通常のハンガーにかけると、シワになり乾かない部分ができてしまうかもしれません。

その場合は、取り込んだあとに室内干しをするか、最初から室内干しで干すことをおすすめします。

ワンピース

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ワンピースも、ボトムスと同様でハンガーを2本使用します。

通常どおりハンガーで吊るしたあと、半分の長さのところにもう1本のハンガーを通して、たゆませて干すのです。

マキシ丈ワンピースなどの長いものは、ハンガーを3本使用すると良いでしょう。

ボトムス同様、乾かない部分ができてしまう場合は取り込んだあとに室内干しをするか、最初から室内干しをおすすめします。

なお、裾が落ちないように洗濯ばさみで留めると良いですが、挟み跡が気になる場合は、洗濯ばさみを挟む箇所に当て布や薄いスポンジ状のものをかぶせると、挟み跡がつきにくいですよ。

シーツ類

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シーツ類は物干し竿に直接かけて干す干し方が一般的ですが、垂れ下がる部分が長く風の影響を受けやすいため、こちらも汚れてしまうリスクが高まります。

そのため、角ハンガーを使用した干し方がおすすめです。

角ハンガー1つに対しシーツ1枚~2枚を干し、長さがでないように複数個所を留めると、風にあおられにくくなります。

ただし、この干し方は角ハンガーを占領し、他の洗濯物を干すスペースを減らしてしまうため、この干し方をする場合は洗濯物の量を調整しましょう。

強風の日に洗濯物を干すときのお役立ちアイテム

おすすめの洗濯道具

風が強い日の洗濯物の外干しは、基本的に家にあるアイテムで行えます。

しかし、もっと手軽に使える便利グッズがあれば、風が強いの洗濯物のハードルがさらに下がりますよね。

そこで、ここからは風が強い日の外干しにおすすめな便利アイテムを紹介します。

畑山みつき
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通常時の洗濯でも役立つアイテムばかりなので、要チェックです♪

連結タイプのハンガー|ハンガーで干す際の手間が大幅減少!

連結タイプのハンガーは、7~8枚のトップスをまとめて干せる優れものです。

1枚1枚を個別のハンガーにかけ、1枚ずつ物干し竿にかけ、1つ1つY字洗濯ばさみで固定し…なんて、洗濯物の量が多いときはかなり面倒ですよね。

しかし、連結ハンガーがあれば、洗濯物をハンガーにかけたあとはグリップ部分を竿にかけるだけなので、ワンアクションで干し終わるのです。

グリップでしっかり物干し竿に固定されるため、風で飛んでしまう心配もありません。

ただし、角ハンガーのように回転してしまう仕様のものが多いため、両サイドにフックがついているタイプを選び、角ハンガーと連結させて固定すると良いでしょう。

畑山みつき
畑山みつき

連結ハンガーは本当に便利すぎて、普段の洗濯でも愛用しています。

2つ使用していますが、もう1つ欲しいくらいです(笑)

ハンガーストッパー|Y字洗濯ばさみでは不安な人向け!

風が強い日の洗濯で、ハンガーの固定をY字洗濯ばさみよりもしっかり行いたい人は「ハンガーストッパー」を利用することをおすすめします。

「ハンガーストッパー」で商品検索をすると、小さい穴にハンガーを引っかけるタイプの商品が多くヒットしますが、このタイプはものによっては注意が必要です。

なぜなら、小さい穴にハンガーを引っかけるタイプは、風にあおられた際に穴からスルッと落ちてしまう可能性があるためです。

そのため、穴に通すだけでなく、物干し竿自体にしっかり固定できるタイプを選ぶと良いでしょう。

洗濯物保護カバー|風だけでなく雨・花粉・虫・鳥フン対策にも!

「洗濯物の長さ調整とかめんどくさい! ふつうの干し方で風も防ぎたいんじゃ!」

そんな人には、洗濯物カバーがおすすめです。

ヒモやマジックテープがついているタイプなら、風でめくれる心配もなく強風から守ってくれます。

さらに、小雨や花粉、虫や鳥フンなどからも守ってくれるため、通常時の洗濯にも大活躍するでしょう。

ただし、長い間物干し竿にかけたままにしておくと、ものによっては紫外線により劣化する可能性もあります。

そのため、使わないときは片づけておくようにしましょう。

最後に

強風の日の洗濯物

強風の日の洗濯物を、外干しする際のポイントや干し方を解説しました。

極論を言うと、風が強い日は洗濯物をしないのが一番良いです。

しかし毎日忙しくしていると、洗濯ができるタイミングが強風の日と重なってしまうことも、決して珍しくないですよね。

そんなときには、ぜひ今回紹介した干し方を試してみてください。

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