かわいくておしゃれなデザインが多い、ガラス製のティーポット。
使ってみたいけれど、陶器製のものと比べた使用感の違いや、ガラス製にすることのメリットなどが気になりますよね。
また、ガラス製ティーポットのデメリットでよく目にする「冷めやすさ」や「割れやすさ」なども、実際に使ってみないと分からないものです。
そこで、この記事では私が実際にティーポットを陶器製からガラス製に買い替えて、良かったと感じる点や使用感などについて紹介していきます。

私は、ティーポットをガラス製に買い替えて大正解だったと感じています!
その理由も、詳しく解説していきますね。
私がティーポットをガラス製に買い替えた理由

私は、今までずっと陶器製のティーポットを使用していました。
陶器製であることに対し、特に不自由は感じていませんでしたし、そもそもティーポットの素材など大して気にしていませんでした。
ちなみに、私がティーポットに求めているのは以下のような条件です。
- さまざまなお茶をすべて同じティーポットで淹れたい
- お手入れがしやすい形がいい
- できればインテリアになじむデザインがいい
- 抽出による味の違いなどにはこだわりなし
しかし、そんな私が敢えてガラス製のティーポットに買い替えたのには、理由があります。
それは、主人がお茶を淹れ終わったティーポットを放置していることに、気づけなかったから。

真夏だったこともあり、私はティーポットが使用済みであることに気づかず、主人も忘れていたため、中でカビが発生してしまい買い替えに至りました(涙)
※主人にはちゃんとお説教しました
買い替えの理由はそんなドン引きエピソードですが、これを機に「もしかしてティーポットって、中身が見えた方が使いやすいのでは?」と気づくきっかけにもなり、思い切ってガラス製のティーポットを購入してみたのです。
ティーポットをガラス製に買い替えて良かったこと

ここからは、実際にガラス製のティーポットを使用してみて、買い替えて良かったと感じたことについて紹介していきます。
ガラス製のティーポットに買い替えて良かったと感じたことは、次の3つです。
- 中の状態が見える
- 見た目がおしゃれ
- 茶渋やにおいがつきにくい

では、それぞれ詳しく解説していきます。
中の状態が見える
私がガラス製のティーポットを使用していて、最もメリットに感じている点は「中身が見えること」です。
前述の“ティーポット放置事件”があるので、言うまでもないかもしれませんね(笑)
ただし、中の状態が分かることにおける利点は、使用済みティーポットの放置防止だけではありません。
お茶を淹れる際、茶葉の抽出具合も目視できるため、自分の好みの濃さを簡単に確認できるのもメリットのひとつです。

好みの飲み頃が目視できるため、安心します。
また、茶葉のジャンピングなどを眺めるのも楽しいですよ。
見た目がおしゃれ
「結局は見た目かよ!」と思う方もいるかもしれませんが、やはり自分の気に入るデザインであるかどうかは大切なポイントです。
見た目で気分が上がるティーポットは、自然と使用頻度が増えるため愛着がより湧きやすく、使っているときの幸福度もより高まるもの。
ガラス製であれば、どんなインテリアにもなじみやすいため、見せる収納としてキッチンやダイニングに置いていても様になります。

ガラス製以外のティーポットにもすてきなデザインはたくさんあるため、正直ここは好みの問題でもあります。
ただし「どんなインテリアにもなじみやすい」という点は、ガラス製ティーポットならではの特徴のため、インテリアとのバランスを取りたい方にはおすすめです。
茶渋やにおいがつきにくい
ガラス製のティーポットは、お手入れが楽なのも大きなメリットです。
陶器製のティーポットを使用していたときは、使用するごとに茶渋が目立つようになり、数か月に1度は茶渋を落とすお手入れをしていました。
しかし、半年前にガラス製のティーポットに変えてからは、今のところ茶渋が気になったことは一度もありません。
また、さまざまなお茶をすべて同じティーポットで淹れたいため、におい移りがしにくい点も気に入っています。

ガラス製食器でも茶渋がつくことはあるようですが、実際の使用感としては、陶器と比べると非常につきにくい印象です。
茶渋落としの作業がとても面倒だったため、その頻度が格段に減ったのはかなり嬉しいメリットでした。
ガラス製ティーポットのよくあるデメリットに対する感想

ガラス製のティーポットを買うにあたり、ガラスであることのデメリットも調べたところ、いくつか定番のデメリットが見つかりました。
そのデメリットは、主に下記の3つです。
- 冷めやすい
- 割れやすい
- 急熱急冷NG
ここからは、私が実際ガラス製ティーポットを使用し、これらのデメリットに対して抱いた感想を紹介していきます。

あくまで私の個人的な感想となりますが、ガラス製ティーポットのデメリットが気になる方はぜひ参考にしてみて下さい。
冷めやすい:あまり気になっていない&対策法もあり
ガラス製ティーポットのデメリットとしてよく見かける「冷めやすさ」ですが、確かにガラス製ティーポットは陶器のものと比べると冷めやすいです。
しかし、今のところ私は、冷めやすさについては全くと言って良いほど気になっていません。
その理由は次の3つです。
- 基本的には1度に飲む分ずつしかお茶を淹れないから
- 冷めたら電子レンジで温めれば良いから
- そもそもお茶が冷めていてもあまり気にならない
また、ティーポットの中のお茶をできるだけ保温したい場合は、ティーポットカバーやポットマットを使用すると良いでしょう。

ゆっくりティータイムを楽しむ際に、おしゃれなティーポットカバーとポットマットがあったらすてきですよね♪
割れやすい:陶器や磁器と比べたら取り扱い時の注意が必要
ガラス製のティーポットは、陶器製のものと比べると当然割れやすいです。
また、万が一割ってしまった際の後処理も、陶器よりガラスの方が危険度が増します。
そのため、小さなお子さんがいるご家庭や、普段からガラス製食器をよく割ってしまう人などは、使用時に細心の注意が必要です。
ただし、ティーポットのデザインによっては割れやすさが軽減されることも。
例えば、注ぎ口が短いまたは筒状になっていないもの、細かなデザインがなくシンプルなものなどを選ぶと、比較的割れにくくなります。

私は注ぎ口が短く筒状になっていないデザインを選びました。
割れにくいだけでなく、洗い物も楽なのでおすすめです。
急熱急冷NG:一般的な使い方であれば心配なし
ガラス製ティーポットは、陶器製のものに比べ急激な温度変化に弱い傾向にあります。
そのため、商品によっては取り扱い説明の箇所に「急熱急冷NG」の注意書きが書かれていることも。
そのような注意書きがあると「『急熱急冷』ってどこまでOKなの!?」と不安になりがちですが、室温で一般的な使い方をする分には問題ありません。
例えば、冷蔵庫や冷凍庫でキンキンに冷やした直後のティーポットに熱湯を注いだり、何らかの方法で熱々に温めたティーポットへ急に氷水を注いだりなどをすると、急熱急冷により破損につながる恐れがあります。
しかし、日常的な使い方であればそのようなことを行う必要がないため、安心して良いでしょう。

例えば、室内の気温が0度を下回った時などは、心配であれば使用前に手でポットを覆い、軽く体温で温めると安心です。
また、購入する際は念のため耐熱ガラス製であるか必ず確認しましょう!
使用しているのは「ハリオ(HARIO) 茶茶急須 丸」

我が家で使用しているのは 「ハリオ(HARIO) 茶茶急須 丸」 です。
厳密に言うとティーポットではなく急須なのですが、日本茶だけでなく紅茶やハーブティーもすべてこれ1つで淹れています。
丸みのあるデザインがかわいらしく、注ぎ口や蓋が洗いやすい形状で非常に気に入っています。
また中の茶こしの部分が大きいため、茶葉のジャンピングもしやすく、手入れも楽でとても良いです。

電子レンジ・食洗器対応なのもありがたい!
まとめ:ガラス製のティーポット…とても良いです!

ティーポットをガラス製に買い替えて良かったことや、デメリットに対する感想などを紹介してきましたが、いかがでしたか?
私にとってガラス製のティーポットは、今年買って良かったものの中でかなり上位に食い込んでおり、買い替えて大正解だったと感じています。
ガラス製ティーポットはさまざまな種類の商品があるため、自分にぴったりなものをじっくり選んでみてくださいね!
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